コラム

 公開日: 2015-12-11 

終活を楽しむ「生前整理」の進め方

終活における生前整理に対する本人や家族の思いについて

生前整理と聞くと、死後の準備、死に支度といったマイナスイメージを抱く方もいらっしゃるでしょう。

終活の一環として生前整理を始めたと聞かされた家族が複雑な思いを抱いたり、死期を悟った人が生前整理に取り組む場合は、自らの死期を確認させられる辛い時間になることもあると思います。

2012年10月に死去された流通ジャーナリスト金子哲雄氏が行った生前整理は、突然の訃報とともに当時大きな話題となりました。死の前日に書かれたという通夜参列者に向けた会葬礼状、後に夫人に言わしめた「死ぬことは生きることと同義」という金子氏の死生観…これら自らの最期に向けての生き様、その終い支度の見事さに衝撃を受けた人も多かったと思います。

なぜ「生前整理」が必要なのか?

金子氏の生前整理は極めて特殊な例で、ほとんどの人にとって自らの死に真正面から向き合うことは難しく、仮に決心したとしても、何から手を付けたらよいかわからずに戸惑う場合も多いと思います。

しかし、悲しみも癒えぬまま故人の遺品整理をしなければならない家族の胸の内を思えば、できることから少しずつでも自ら生前整理を行っておくべきです。

また、パソコンが一般家庭に普及し、多くの人がインターネットを利用している現在、遺族が処理や確認に困ることのひとつにパソコンのデータ処理の問題があります。

本人にしかわからない設定やパスワード、誰にも見られたくない情報や履歴もあるため、自分の死後どうなってしまうのか心配な方も多いのではないでしょうか。

このような場合に備えて、死後のデータ削除サービスを生前に契約できたり、最終起動から設定日数が経過しても起動がない場合、指定したデータを自動削除してくれるといったフリーソフトも登場するなど、生前整理は今や生活のあらゆる場面で必要不可欠な積極的な終活行動として、一般に支持されはじめているのです。

物への執着から解放されることの幸福感と喜びについて

生前整理といっても、なにも悲壮な覚悟で臨む必要はありません。世はまさに断捨離ブーム。最近ではさらに進んだミニマリズム(最小限主義)という言葉も生まれるなど、身辺整理をすることは、その人の人生観を象徴するひとつの考え方として定着してきています。

自分にとって本当に必要な物だけに囲まれたシンプルな暮らしから得られる幸福感や、物への執着から解放され、とらわれない生き方から学ぶことの喜びを味わえる生前整理こそ、理想の終活のあるべき姿といえましょう。

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