コラム

 公開日: 2015-10-12 

なぜ「終活」が必要なのか?

人間だけが持つ死に対する意識について

人間と動物の大きな違いのひとつは、死に対する意識です。動物は死の直前まで弱った体を見せようとせず、自らの死期を悟ると、食事をとらなくなったり姿を隠そうとしたりします。

生への執着意識は人と動物に差違はありませんが、自分の明日や将来、死後について考えたりするのは人間だけが持ちうる意識といえます。

自分の種を残すために生き、役割を果たすと死を迎えるといった単純な生命の営みから、明日の糧を残す知恵や数々の歴史の変遷を重ねることにより、人間は単なる種の保存ではなく、自分が生を受けた意味や死後を考えるまでに至りました。

自分らしく生き、自分らしく逝きたいと考える人が増えています

日本では一昔前まで、人前で死について語ることは、はばかられるといった風潮がありました。
自分の葬儀やお墓について話しておきたくても、縁起がよくないと敬遠され「誰かの死を想定して話すことは避けるべきだ」といった雰囲気が、長く世間一般に浸透していました。

そして時代は移り、お葬式の映画やドラマなどが放映されたり、生前葬も一般的になるなど、過去のタブー意識は薄れ、自身の死後についての意思表示も積極的にされるようになりました。

よく生きた先にある、よりよい死を迎えるための会話が自然に交わされるようになった今、「自分らしく生きたい」から、「自分らしく逝きたい」と考える方が増えてきています。

「少子」から「多死」時代に向けた終活の重要性について

総務省統計局によると、2013年時点推計で総人口における65歳以上が占める割合が25%となり、4人に1人が高齢者となりました。日本が直面している超高齢化社会は、高齢者人口が生産人口を上回る逆ピラミッド型のアンバランスな社会です。

第一次ベビーブームに生まれた団塊の世代が平均余命を迎える頃には、高齢者の年間死亡数は150万人を超え、「少子」から「多死」時代へと移行することが容易に予想されます。

もはや自分の人生設計を社会保障頼みや、子ども任せにはできない時代を迎えているという危機感から、人生の最終章をより理想に近い形で締めくくるために、死後の手続きや葬儀、財産分与などについて具体的にデザインする「終活」が、中高年者を中心に実際の消費行動として一般化されてきています。

自ら選ぶことのできる生き方と違い、亡くなり方を予測することはできませんが、その時を迎えたときに後悔が少なく、遺された人が納得し戸惑うことのないよう、頭も体も元気なうちに、「終活」であなたの意思を伝える準備を始めてみませんか?

この記事を書いたプロ

公益財団法人沖縄県メモリアル整備協会 [ホームページ]

葬儀 八城正明

沖縄県南風原町字兼城123 POPビル3F [地図]
TEL:0120-202-869

  • 問い合わせ

このコラムを読んでよかったと思ったら、クリックしてください。

「よかった」ボタンをクリックして、あなたがいいと思ったコラムを評価しましょう。

1

こちらの関連するコラムもお読みください。

<< 前のコラム
最近投稿されたコラムを読む
 
このプロの紹介記事
公益財団法人沖縄県メモリアル整備協会の八城正明さん

終活を通じて葬儀や埋葬、事務処理の不安を解消するプロ(1/3)

「亡くなったあと、事務手続きはどうするか、お墓はどうするのかなど『終活』がとても重要な時代になっています。その切実な問題を抱える方々をサポートします」と話すのは、公益財団法人沖縄県メモリアル整備協会の八城正明さんです。ご出身もお住まいは大阪...

八城正明プロに相談してみよう!

琉球放送 マイベストプロ

終活やお墓など、人生の最期に関することは何でもご相談ください

会社名 : 公益財団法人沖縄県メモリアル整備協会
住所 : 沖縄県南風原町字兼城123 POPビル3F [地図]
TEL : 0120-202-869

プロへのお問い合わせ

マイベストプロを見たと言うとスムーズです

0120-202-869

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

八城正明(やしろまさあき)

公益財団法人沖縄県メモリアル整備協会

アクセスマップ

このプロにメールで問い合わせる
プロのおすすめコラム
心に残る沖縄の「家族葬」のポイント

 葬儀は故人の安らかな旅立ちを祈り、遺された人を癒す儀式です かつての日本では、お葬式は村全体で行う儀式...

[ 沖縄での葬儀・永代供養墓 ]

自分らしい終活〜「家族葬」だからできること

 人の生と死、弔いの本来あるべき姿とは? みなさんは黒澤明監督によるオムニバス形式の映画「夢」をご覧にな...

[ 沖縄での葬儀・永代供養墓 ]

終活を楽しむ「生前整理」の進め方

 終活における生前整理に対する本人や家族の思いについて 生前整理と聞くと、死後の準備、死に支度といったマ...

[ 終活の基礎知識 ]

第二の人生を楽しむ60代の「終活」

 終活についての意識調査の結果と自発的な終活の重要性について 終活は、本人にとっては、老後を有意義に豊か...

[ 終活とは ]

50代独身女性の生き方を変える「終活」のススメ

 近年の終活ブームについての話題と終活についての悩み ここ数年の終活ブームによる注目度の高まりから、終活...

[ 終活とは ]

コラム一覧を見る

スマホで見る

モバイルQRコード このプロの紹介ページはスマートフォンでもご覧いただけます。 バーコード読み取り機能で、左の二次元バーコードを読み取ってください。

ページの先頭へ